今回の記事では、これからドローンを始めたいけど、ドローンにはどんな種類があるのかが解らない。
という方に向けてドローンの種類とその違いをお伝えしたいと思います。
尚、記事掲載時点で私はドローンを始めて3年目、全てのドローンを所有・体験、ドローンの専門ブログを運営しています。
ドローンの種類と特徴を解り易く解説!
これからドローンを始めようと思う方のほとんどが「DJI Mavic」の様な空撮機をイメージしている事かと思いますが、実はドローンには大きく3つの種類が存在します。
- 空撮機
- トイドローン
- FPVドローン
上記の3種類のドローンがある事を理解しておく事で、不要な出費を押さえ皆さんが望むドローンを購入する事が可能です。
それでは、各ドローンの特徴について紹介して行きます。
DJI Mavic Miniを代表とする空撮機
空撮機と言えば「 Mavic」という程に有名な存在で、ドローンに詳しく無い方でも一度は耳にした事があるかと思います。
空撮機にも色々なサイズ(重さ)や機能が存在していますが、ほぼ全ての空撮機は以下の機能があります。
- カメラからの映像を確認できるコントローラー
- 4kなどの高解像度カメラを搭載
- カメラの揺れを軽減する為のジンバル
つまりは、綺麗な映像を撮影する為の機材となり、一眼レフやアクションカメラを搭載している様な物だと認識して貰えれば良いでしょう。
但し、その機能を有するが故に比較的に高額です。
用途としては旅行の際の風景などを撮影する事で、今までには無い角度からの映像を皆さんのアルバムへ追加しインパクトのある作品(思い出)を残す事が可能です。
ドローンをフライトして楽しむというよりも、撮影した映像を見て楽しむ事に特化したドローンとなっています。
また、空撮機にはGPSなども搭載されている為に初心者の方でも比較的に簡単に操作・撮影を行う事が可能でもあります。
Holystoneなどを代表とするトイドローン
厳密にはトイドローンには複数のジャンルが存在しますが、まずは空撮機の廉価版と認識しておきましょう。
- 空撮機よりも機能が絞っている
- 空撮機と比較し価格が安い
- 撮影能力は良いとは言えない
つまり、トイドローンはドローンに興味があり、空撮機が欲しいけど高い為に、もう少しお手頃な価格のドローンが欲しいという方向けのドローンとなります。
空撮機と比較しジンバルなどの手ぶれ補正機能は無く、映像の揺れが顕著に出ますが、比較的に価格が抑えられている事がポイントです。
また、上記の写真の様な数千円程度で購入可能な室内で遊べるガード付きの小型ドローンも存在していますので、小さなお子様へのプレゼントなどにも向いているという特徴があります。
気軽に購入して楽しむ事が出来るものがトイドローンです。
しかしながら、決して撮影した映像を見て楽しむ事を期待しては行けません。
特殊ジャンルのFPVドローン
FPVドローンはその存在を知らない方には非常に説明が難しいジャンルです。
簡単に言えばラジコンのドローン版というイメージを持って貰えれば良いかと思います。
- 空飛ぶラジコンの様なジャンル
- 操作技術が必要だが比較的に自由にフライト可能
- カスタマイズ性が非常に高い
- 初期コストはピンキリ
FPVドローンではドローンから発信した映像をFPVゴーグルというモニターを見て操作し、空撮機やトイドローンよりも自由にフライトする事が可能です。
また、FPVドローンの種類、拡張性・カスタマイズ性は非常に高く、ドローンレースを行うものや撮影機に特化したもの、映像を見ながらフライトし楽しむためのものなど幅広いドローンが存在します。
注意点としてはFPVドローンを楽しむ為にはアマチュア無線4級の資格が必要となる事や、無線局の開局が必要です。
まとめ:ドローンを購入する際は用途にあったものを選択すべき
ドローンでありがちな事は、購入したけども全く利用しない事が多々あると思います。
ドローンに関する規制もあり、フライトする場所が確保できないケースもありますので、購入する際にはその目的を明確にしておくと良いでしょう。